2014年12月11日
韓国とASEAN CEOサミットで経済関係強化模索
韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国との特別首脳会議に合わせて11日、釜山でCEOサミットが開かれた。
サミットには韓国とASEAN諸国の政府や企業関係者ら約570人が出席。来年のASEAN共同体発足を念頭に、双方の新たな協力関係を模索した。また、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領やミャンマーのテイン・セイン大統領ら5カ国の首脳が出席し、企業間の協力強化を促した。
テイン・セイン大統領はサミットの開会式で演説し、「韓国はASEANの5番目の投資国となり、ASEANは韓国の2番目の貿易パートナーになった」と説明。「韓ASEAN関係が一層成熟するよう、経済協力のモメンタム(勢い)を強化しなければならない」と呼び掛けた。また、ASEANの経済発展のため、双方の官民と中小企業が協力関係を強化する必要があると強調した。
韓国とASEANの貿易規模は2013年に1350億ドル(約16兆円)に増え、相互投資額は12年の17億ドルから13年に40億ドルに増加している。
(ヤフーニュース)
2014年11月14日
ミンコーナイン氏 大阪と東京で講演決定
11月末から12月はじめにかけて、ミャンマーの民主化活動リーダーの一人であるミンコーナイン氏が来日し、大阪と東京で講演する。
<講演スケジュールとミンコーナイン氏のプロフィール>
【大阪講演】
「ミャンマー(ビルマ)ー市民社会への希望」
2014年11月29日(土)午後2時-4時(1時半開場)
大阪大学中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール
参加無料。ビルマ語講演。日本語通訳付き。
主催:大阪大学大学院国際公共政策研究科アジア平和構築ウェブ展開プロジェクト
後援:外務省 大阪大学大学院国際公共政策研究科
申込:大阪大学大学院国際公共政策研究科「アジア平和構築ウェブ展開」
TEL. 06(6850)5646 Email:apb@osipp.osaka-u.ac.jp
【東京講演】
基調報告:ミンコーナイン氏「変わるビルマ、変わらないビルマー市民の視線から」(仮題)
逐次通訳付
日時:2014年12月6日(土)14:00-16:00
場所:上智大学2号館508教室
主催・上智大学アジア文化研究所
http://dept.sophia.ac.jp/is/iac/lecture/lec_report.html
テインセイン大統領、シュエマン下院議長と会談オバマ大統領
11月13日、ミャンマーを訪問したアメリカのオバマ大統領は、テインセイン大統領やシュエマン下院議長と会談した。
翌日14日のアウンサンスーチー氏自宅で、スーチー氏と共に行った記者会見でオバマ大統領は「テインセイン大統領との会談で、2015年のミャンマー総選挙が公正に行われることを期待すると伝えた」と述べた。さらに米ミャンマー首脳会談でオバマ大統領は、「少年兵の解放や政治犯釈放など、ミャンマーは変わってきた」と評価した上で、「最近のミャンマー国内でのジャーナリスト逮捕や少数民族州での内戦、宗教的な少数派への差別などの問題が残っている」と伝えたという。
(VOA、RFA)
オバマ大統領・ヤンゴン大学で東南アジアの若者にスピーチ
11月14日、ミャンマーを訪問したアメリカのオバマ大統領は、ヤンゴン大学で講演を行った。
オバマ大統領は講演会に来たミャンマー、マレーシア、インドネシアなど東南アジアの若者に向けて、「ンゴーミー テッタイ アテッナイ アピャーヤウ」(ミャンマーのことわざで、「潜るなら砂のある水底まで潜れ、登れるなら頂上まで登れ」)とビルマ語を披露。物事を最後までやりきるよう訴えた。
また「アウンサンスーチー氏やミンコーナイン氏を見て学べば、東南アジアの平和と発展につくせると思う」と若者に語った。
(VOA BURMESE)
日本政府ミャンマーへ円借款260億円供与
ミャンマーのネピドーにて、安倍首相とミャンマー首相テイン・セイン大統領が会談した。阿部首相はミャンマーの経済改革を支援するため、変電所改修などに最大約260億円の円借款を供与する方針を明らかにした。
両首相は、ミャンマーが議長国を務める東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議で、海洋における「法の支配」を重視していく考えで一致。また第2次大戦中にミャンマーで死亡した旧日本兵らの遺骨収集での協力も確認した。
(読売新聞)
日本政府、ミャンマーのマラリア対策に137万米ドルの支援
ミャンマーのマラリア対策に日本政府が約137万米ドルの支援を行うことに合意し、ネピドーで署名式が行われた。
マラリアは、ミャンマーにおいて罹患率、死亡率が上位を占める主要疾患だが、近年のミャンマーでは主要なマラリア治療薬への耐性を持つマラリアが確認されており、その封じ込めが世界的な課題となっている。
(MYANMAR JAPAN)
2014年11月7日(金)
スーチー氏 国会での憲法改正を訴える
民主化活動リーダーで下院議員のアウンサンスーチー氏は自身が党首をつとめる国民民主連盟(NLD)の記者会見で、国会内での憲法改正を訴えた。
また、スーチー氏は、次期大統領候補と考えられるテインセイン現大統領、シュエマン下院議長、アウンミンフライン防衛幕僚長と自身を含めた4人で会談を持ちたいと言及した。
(RFA BURMESE)
中国訪問へ スーチー氏 近隣国との関係重視へ
アウンサンスーチー氏が中国を訪問することが決定した。国民民主連盟(NLD)の党員が中国から招かれることはあったが、党首であるスーチー氏が中国を訪れるのは初めて。
中国は、かつて1990年にスーチー氏がミャンマー選挙で当選したときから、スーチー氏への接近を試みていた。最近では、地元住民の反発を招いていたミャンマーのレッパタウン銅山開発で、中国系企業の開発をスーチー氏が事実上容認したことから、中国がスーチー氏との関係確立を望むようになっている。
(VOA BURMESE)
アメリカのオバマ大統領が11月12日にミャンマーを訪問する。14日に民主化活動リーダーで下院議員のアウンサンスーチー氏とネピドーで会談する予定だ。
アウンサンスーチー氏は先日、自身が党首をつとめる国民民主連盟(NLD)記者会見で、「アメリカはミャンマーの良い意味で変化した部分ばかり見ているが、変わっていない部分もある」と述べている。14日の会談で、アメリカのミャンマーに対する対応に関して話が出る可能性がある。
オバマ大統領はミャンマー訪問でテインセイン大統領と会談後、中国を訪問してアジア太平洋会議に参加する予定。その後に、G20参加のため、オーストリアを訪問する。
(RFA BURMESEよりJMSA加筆)
2014年9月27日(土)
ミャンマーの防衛幕僚長アウンミンフライン氏が来日。千葉県習志野市の自衛隊基地で日本の 自衛隊の訓練を視察した。戦闘時のサバイバル訓練や剣道の稽古を見学。そのほか、椿山荘での会食や明治神宮見学を行った。
(チューモン)
2014年9月8日(月)
下院議会 2015年総選挙まで補選せず
病欠などで35議席の空席があるミャンマー下院議会は、2015年に開催される総選挙まで補欠選挙をしないことになった。ミャンマー選挙管理委員会が発表した。
(BBC BURMESE)
2014年9月6日(土)
テインセイン大統領 現在スイス訪問中
ミャンマーのテインセイン大統領は、現在スイスを訪問中だ。スイスで連邦国家のあり方を視察している。
(BBC BURMESE)
シュエマン下院議長 ベトナムへ
ミャンマー下院議院の議長で、2015年の大統領選への立候補が目されているトウラシュエマン氏が、9月5日よりベトナムを訪問する。ベトナム政府からの招聘を受けて訪越する。
トウラシュエマン氏は、ベトナムで同国の議会のあり方を視察する予定だ。
(BBC BURMESE)
2014年8月29日(金)
日本政府、ASEAN発展途上国への関与に興味を示す
(Myanmar Daily Post)
テインセイン大統領、中国訪問で習首相と会談
ミャンマーのテインセイン大統領が中国を訪問し、習近平国家主席と会談した。 テインセイン大統領のスポークスマン、イエトウ氏によると、中国政府はヤンゴンとマンダレーで病院を設立する際の技術的サポートを行うことになった。また中国とミャンマーの文化センターを設立することに合意した。
(BBC BURMESEよりJMSAが抜粋、翻訳)
2014年6月6日(金)
KNU,ミャンマー防衛幕僚長と会談
ミャンマーの少数民族のひとつ、カレン族による武装組織「カレン民族同盟(KNU)」が、ミャンマー軍の防衛幕僚長と会談した。過去60年近く、自治権を求めてミャンマー政府軍と武装闘争を続けてきたKNUは停戦協定を進めており、今後の停戦の動き次第で、ミャンマーの外国資本参入がさらに加速する可能性もある。
(VOA BURMESEよりJMSAが抜粋、翻訳、加筆)
ミャンマー人名義の外国資本の会社を取り締まり
ミャンマー人の名義を借りて会社法人を経営している外国資本の会社が、ミャンマー政府当局により摘発された。縫製工場が多いという。今後、摘発された会社はミャンマー人名義から、外国資本の会社として再登記することとなる。ミャンマーでは、外国人が会社を設立するとき、設立手順や課税金額などが異なる。
(BBC BURMESEよりJMSA一部抜粋、翻訳)
2014年5月26日(月)
テインセイン大統領 自身と閣僚級給与25%寄付
イエートウッ・ミャンマー政府スポークスマンの発表によると、ミャンマーのテインセイン大統領は、大統領と閣僚の給与があがった2015年4月に、自身と閣僚級給与の25%を貧困層の教育・ヘルスケア増進のために寄付するよう呼びかけた。それによって、ミャンマー政府の貧困対策プログラムに、5月19日に寄付が行われた。
(BBC BURMESE)
スーチー氏 首都ネピドーで憲法改正署名運動
最大野党、国民民主連盟党首のアウンサンスーチー氏が、自身が大統領選に出馬するために必要な憲法改正を求めて、ミャンマーの首都ネピドーにて署名活動を行った。
(BBC BURMESE)
中国海軍船、ミャンマーのティラワ港就航
5月23日、中国海軍の練習艦「ZHENG HE(鄭和)」と、海軍船「WEI FANG」がミャンマーのティラワ港に到着し、ミャンマー政府による歓迎セレモニーが開催された。
ミャンマーの中国大使館発表によると、ティラワ港には23日から27日まで停泊し、ミャンマー海軍と中国海軍が関係を深めるための就航とのこと。ミャンマーののちは、インド、ベトナム、インドネシアに向かう予定。
(BBC BURMESE)
2014年4月24日(木)
民主化活動家でジャーナリストのウィンティン氏死去
アウンサンスーチー氏とともに現在の最大野党である国民民主連盟(NLD)を設立したジャーナリストのウィンティン氏が21日、がんのためヤンゴン総合病院で死去した。85歳だった。
ウィンティン氏は「ハンタワディ・デイリー・ニュースペーパー」の編集を務め、1989年に軍事政権当局に投獄されるまでアウンサンスーチー氏とともに、NLDの共同設立者であった。2008年に釈放されるまで、19年間獄中生活を過ごした。
ヤンゴンにある彼の墓前には、彼の死を悼む多くの政党代表者や世界各国のメディア関係者が訪れている。
(DVBより日本ミャンマー支援機構が抜粋、翻訳)
※この記事の詳細はコチラをご覧ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ウィンティン氏の言葉
“I made a decision to keep wearing my prison shirt because my friends were still in prison, and I feel that the Burmese people, as a whole, are still in prison.”
この言葉の詳細とウィンティン氏についてはコチラをご覧ください。
※ウィンティン氏の葬儀の様子は下記の動画をご覧ください。
アウンサウンスーチー氏 財産を設立
アウンサンスーチー氏が自身の財団「SUU FOUNDATION」を設立した。
同財団の共同代表は,アメリカのブッシュ元大統領夫人であるローラ・ブッシュ氏とヒラリー・クリントン氏。役員には女優のミシェル・ヨーらがいる。スー財団では,健康増進や教育の発展に尽くす目的を掲げ,ヤンゴン総合病院やヤンゴン大学への支援,それに移動図書館への援助をプログラムとしている。
(日本ミャンマー支援機構)
※スー財団に関するアウンサンスーチー氏とローラ・ブッシュ氏のコメントは下記の動画をご覧ください。
2014年2月25日(火)
日本の第三国定住受け入れ 15年度も継続へ
日本政府は、1月24日の閣議了解により、2015年度以降も第三国定住事業を継続することを決定した。同制度は,祖国や避難地でなく第三国に移住する難民を受け入れる。
これまで日本は,2010年よりタイ難民キャンプに住むミャンマー人難民の第三国定住事業を継続してきている。
(日本ミャンマー支援機構)
2014年2月22日(土)
EU警察,ミャンマー警察に暴動鎮圧の指導
EU警察はミャンマー警察に対し,暴動時の対処の仕方を指導した。
ミャンマーではレッパダウン銅山で住民が反対デモを起こした際,警察の鎮圧で火傷を負う住民が出た。こうした事態を受け,住民に対する警察の対処の仕方が問題になっていた。
(RFA BURMESE)
このニュースの動画は下記をご覧ください。
2014年2月20日(木)
国連キンタナ氏、ラカイン州とカチン州問題に言及
国連のミャンマー特別大使であるキンタナ氏は、このたびのミャンマー訪問に関して記者会見を行い、ラカイン州とカチン州の紛争に関して言及した。
ラカイン州の仏教徒とイスラム教徒の対立について、「ミャンマー政府が組織した特別調査団の調査結果を待ってから、国連に報告したい」と述べた。
また、カチン州のカチン族武装組織KIAと中央政府との停戦協定が結ばれているにもかかわらず、双方の下部組織間で紛争がたびたび勃発することに触れ、「双方を監視する中立的なシステムが弱いから、紛争が起こる」と述べた。
一方で、テインセイン大統領政権下で行われた政治犯釈放やほか少数民族との停戦協定の締結については、一定の評価を示した。
(VOA BURMESE)
他のニュース。ヘッドラインのみ
●ミャンマーエアウェイズ、日本で支店をオープン予定
●ミャンマー政府、GENERAL ERECTRIC社からボーイング737を10機レンタル。国内・国際線両方で使用予定
●シュエダゴンパゴダ、4月1日より、外国人入場料金を5ドルから値上げして8000チャット(約8ドル)にする。米ドルは今後受け付けない。
2014年2月15日(土)
ドイツ大統領、ミャンマー訪問 借款一部返済免除へ
ドイツの Joachim Gauck 大統領が、2月9日から12日にミャンマーを訪問した。ドイツとミャンマーは今年外交樹立60周年を迎える。
今回のGauck大統領の訪問で、ドイツがミャンマーに対して行っている借款の一部返済を免除することが発表された。
加えてドイツはイラワディ川で医療を提供する病院船「スイミング ドクター2」を寄贈する。病院船の寄贈は2012年の「スイミング ドクター1」に続き2回目。
またGauck 大統領はヤンゴン大学で講演を行い、「ミャンマーはアジアで見本となる国となるべきだ」と発言し、同国の民主化を歓迎した。
(BURMESE CLASSIC, VOA BURMESE, MYANMAR TIMESより)
国連特別大使キンタナ氏、ミャンマー訪問
国連のミャンマー特別大使キンタナ氏がミャンマーを訪問している。2月13日から19日の6日間で、仏教徒とイスラム教徒の対立が生じているラカイン州、少数民族と中央政府の紛争が続くカチン州、銅山開発で地元住民が反発したラバドウン、経済開発が進むティラワを訪れる。
(BURMESE CLASSIC)
スーチー氏、改憲でミンコーナイン氏と協力
民主化活動の指導者的存在であるミンコーナイン氏とその団体は、アウンサンスーチー氏と協力して、現在の憲法改正に向けて活動すると発表した。
(RFA BURMESE)
日本大使,ラカイン州視察
沼田幹夫・駐ミャンマー特命全権大使が日本からの支援の成果を視察するためミャンマーのラカイン州を訪問した。1月20日から22日、3日間の日程でラカイン州における人道的支援、復興、開発の状況を視察した沼田大使は「実際に支援現場に足を運び、新たな発見があった」と述べた。
日本政府はミャンマー国境地域にある少数民族地域の避難民に対する支援のため2013年3月、合計39億円(4080万米ドル)拠出した。これらの支援金をもとにUNDP、UNHCR、 WFPの3機関が支援活動を担っている。
(UNHCR HPより抜粋)
2014年2月5日(水)
日本・ミャンマー間で航空協定改正,飛行便増加か
1月30日,ミャンマーの最大都市ヤンゴンにある日本大使館で,沼田幹夫駐ミャンマー大使とテインナイントウン・ミャンマー運輸省民間航空局長が航空協定改正に関する議定書に署名した。
この議定書では,いままで協定上の業務を行うために指定できる企業が一社だったのが,一社または複数社となる。
BURMESE CLASSICによると,これまでミャンマー・日本間の航空便を運航してきた全日空(ANA)以外の会社も双方間の運行が可能になる。また,日本からミャンマーへの飛行機運航はミャンマーのヤンゴン発着がほとんどだったが,今後は日本からマンダレーや首都ネーピードへの運行も出てくるだろうとのことだ。
(BURMESE CLASSIC,外務省HPより抜粋)
カヤン族(首長族)タイ亡命生活困窮,ミャンマー帰国希望
ミャンマー政府と同国内少数民族の紛争で,ミャンマーから隣国タイに逃れたカヤン族(俗に首長族と呼ばれる)の人々が,ミャンマーへの帰国を望んでいる。
RFA BURMESEによると,タイ政府は観光資源としてカヤン族の人々に金を拠出していたが,カヤン族を訪ねる観光客が減ってきた6年前に,拠出金を打ち切った。それにより生活が困窮したカヤン族の人々は,「ミャンマー国内で政府と少数民族が停戦協定を結びつつある今,自分のふるさとに帰りたい」と話している。
カヤン族の政党KNLPの担当はインタビューで,「ミャンマー政府と協議して,ミャンマー国内に呼び寄せたい」と発言している。
(RFA BURMESE)
このニュースの動画はこちら
2014年1月31日(金)
アメリカ 難民キャンプのミャンマー人受入終了へ
アメリカ政府の報道官は記者会見で、UNHCR(国連高等難民弁務官事務所)とアメリカ政府は、2013年で難民キャンプに住むミャンマー難民のアメリカ移住による第三国定住受け入れを終了したと発表した。
(VOA BURMESE)
2014年1月25日(土)
水力発電プロジェクト、ヨーロッパ諸国と
エネルギー省副大臣モウタートゥエ氏が国会で、「ミャンマーにおける21の水力発電プロジェクトについて、ヨーロッパの国々と合弁会社を作って推進する契約を結んだ」と明らかにした。
(BBC BURMESE)
シュエマン氏 「スーチー氏が大統領になったら協力する」
下院議員で最大野党NLD(国民民主連盟)党首のアウンサンスーチー氏と並んで、2015年の大統領選に立候補が黙されている下院議長トウラシュエマン氏が国会の記者会見にのぞみ、アウンサンスーチー氏が大統領に選出された際の身の振り方について質問を受けた。
トウラシュエマン氏は「アウンサンスーチー氏が大統領に選出されたら、協力していく(レッティッコワトーメー=自分がリードしてともにやっていく)」と発言。民主化前の軍事政権NO.3だったトウラシュエマン氏は、いまだに軍人への影響力を強く持っている。
(RFA BURMESEのニュースより抜粋、日本ミャンマー支援機構が加筆)
今度はシャン州へ行脚 スーチー氏
1月24日夜、アウンサンスーチー氏はシャン州のヘイホーに到着した。タウンジーの軍施設内でスピーチを希望しているが、国防大臣アウンミンライン氏の許可が下りていない。
(BBC BURMESE)
英国軍人がミャンマー軍人に人権教育
ミャンマーの首都ネーピードで、英国軍陸軍将校らがミャンマー軍の大将、副将22人に人権などに関する教育を行った。ほかにも、軍人と国民のコミュニケーションの取り方や、軍の情報公開についても教育した。
(BBC BURMESE)
2014年1月21日(火)
スーチー氏 全国行脚 憲法改正訴える
ミャンマー下院議員アウンサンスーチー氏が全国行脚を行っている。チン州、カレン州パーアンなどを訪問し、講演会を行っている。その中でアウンサンスーチー氏は、国民がいわゆる「2008年憲法」の改正に賛同の意を示すよう訴えている。
(BBC BURMESE、RFA BURMESE)
このニュースの動画は下記をご覧下さい
2014年1月16日(木)
議会 軍人議席内に女性2人を登用
ミャンマー議会で議席数の25%を占める軍人議席内に、1月から2人の女性議員が登用された。
(VOA BURMESE)
ASEAN外相会談、バガンで開催
2014年からASEAN議長国となったミャンマーで、今月ASEAN外相会談が開かれる。開催場所はミャンマーで著名な仏教遺跡観光地、バガン。同会談にあわせて、バガンでは警察による警備が強化されている。
(VOA BURMESE)
2014年1月15日(水)
憲法18条改正を求めデモ ヤンゴン
ミャンマー最大都市ヤンゴンで、市民デモに関する憲法18条改正を求める運動が起こっている。
テインセイン現大統領政権下で改正された憲法18条は、軍事政権下で全面的に禁じられていた市民によるデモ活動を、警察の許可が出た場合は可能にしている。しかし同条文には、警察が許可しなかった場合に行ったデモ活動について、警察は活動者を逮捕することができると記載されている。今回の改正を訴える声では、「警察に許可されなかったデモを行った人々に対して逮捕するのでなく、罰金制にしてほしい」との意見が出ている。
(RFA BURMESE)
2014年1月14日(火)
メアリー・デンマーク王太子妃 ラカイン州訪問
デンマークのメアリー王太子妃は11日、ミャンマーのラカイン州を訪問した。仏教徒とイスラム教徒の衝突で生じた難民キャンプを訪れ、ラカイン人難民とイスラム教徒の難民の様子を視察。彼女が代表を務めるデンマークのNGO団体はラカイン州で支援活動を行っている。
またメアリー王太子妃は、フラマウンティン・ラカイン州政府首相とも会談し、「仏教徒とイスラム教徒がお互い信用して、通常の状態に戻ることを願っている」と述べた。
デンマークはこの訪問で、ミャンマーに対する借款550億米ドルの返済をしなくてよいと発表している。
(RFA BURMESEに日本ミャンマー支援機構が翻訳・加筆)
このニュースの動画は下記をご覧下さい。
2014年1月9日(木)
日本政府,ミャンマー国内避難民や少数民族に100億円拠出
沼田幹夫駐ミャンマー日本大使と笹川陽平ミャンマー国民和解担当日本政府代表は6日の記者会見で,日本政府がミャンマー内戦で難民を出した少数民族地域に対して,今後5年間で100億円を拠出することを明らかにした。
同支援は,生活向上のための経済インフラ整備や人材育成などに使われる。外務省の発表によると,援助者の安全確保のため,支援地域はミャンマー政府から許可を受けた地域で行うこととされ,昨年仏教徒とイスラム教徒の衝突があったメイッティーラやラカイン州での支援は行われない。
このニュースのビデオ映像と記者会見の様子はコチラ
(VOA BURMESE,日本国外務省ホームページより抜粋)
2014年1月7日(火)
改憲求め集会、ヤンゴン 大統領とスーチー氏も改憲言及
ミャンマーで憲法改正は、民主化が正当に進んできたことを表す座標の一つ。なぜなら、現憲法は議会の軍人議席数を定め、外国人の夫と息子を持つアウンサンスーチー氏の大統領選出を認めていないからだ。そして2015年に大統領選挙を迎えるミャンマーでいま、改憲に向けた動きがにわかに出てきた。
1月2日、テインセイン大統領は「民主化によって社会が変化してきたミャンマーでは、その社会にふさわしい憲法に変えてもいい」と述べ、現在の憲法改正に前向きな意向を示した。
一方で、最大野党NLD党首のアウンサンスーチー氏は、与党USDPの改憲案に反対している。与党案では、現在英国籍を持つスーチー氏の息子2人がミャンマー国籍を取得すれば、スーチー氏が大統領選に出られる。だが「成人であれば自分自身のために自分で決める権利を持っている」として、同案に反論した。
3日と5日には、ミャンマー最大都市ヤンゴンで改憲を求める市民集会が開かれ、5日の集会には数千人の市民が参加した。
(BBC BURMESE、東京新聞より抜粋、加筆)
スーチー氏、民主化活動家ミンコーナイン氏と面会
2月4日,ミャンマー下院議員アウンサンスーチー氏が著名な民主化活動家ミンコーナイン氏,コーコージイ氏,ジェミイ氏ら5人と首都ネーピードで会談した。ミャンマーが変化しつつある今,アウンサンスーチー氏率いる刻印民主連盟と,ミンコーナイン氏がリーダーを務める民主化団体プインレンループエシイが協力して活動するとのこと。詳細は来週発表する。
(RFA BURMESE)
0 件のコメント:
コメントを投稿